Kaiji Moriyama Official Web Site
Staff Diary
スタッフ日記 [不定期更新]
2013/02/24 愛・かきつばた姫

2011年に企画制作担当の品川佳代さんからお話をいただき取り組んできた「愛・かきつばた姫」、いよいよ本日ラストステージです。

昨年3月、同じ愛知県扶桑文化会館で上演させていただいた「石橋+Shakkyou」を、作曲の板倉ひろみさんが観に来てくださり、楽曲制作がスタート。
はじめて知立にうかがったのは昨年8月、本公演のプレイベントとして上演させていただいた「LIVE BONE」でした。
板倉さんは「Shakkyou」と「LIVE BONE」のあまりの違いに驚いていらっしゃいましたが(笑) そのどちらとも違う、かきつばた姫の楽曲が今回うまれました。

「LIVE BONE」本番翌日、光ヶ丘女子高ダンス部稽古を見学。
全国でも有数のダンス部で、文武両道優秀で有名な学校ときいてはいたものの、顧問の団野美由紀先生を中心にものすごい団結力で、コミカルな曲から奥深いテーマまで次々と踊っていきます。
はじめて触れる女子高生のパワーに圧倒されまくりでした。

そして今回指揮をされる角田鋼亮さんの指揮法のクラスを聴講。
それまで何気なくみていた指揮者の方の動きひとつひとつに、曲を演奏する上での繊細な意味がこめられていたことを知り、オーケストラと共演する本作への興味が大きく広がるとともに、
森山開次が舞台上で指揮をしたり、角田さんとコンタクトをとるシーンの構想もこのときに始まりました。

その後板倉さんとやりとりを重ね楽曲制作が進行。今回のテーマは「学校」。
「いまの女子高生のリアルな思いを舞台に」という森山開次のリクエストで、「理想の恋愛」をテーマに
ダンス部全員に作文を依頼。
高校生らしいなと思うもの、現実的で微笑ましく思えるもの、それぞれがとても印象深く、いくつかの抜粋が本編に引用されています。

いよいよ始まった第一回稽古は夏も終わりの頃。
2012年5月に全国植樹祭やまぐちのメインアトラクションで地元の方約250名を振付し、「曼荼羅の宇宙」
で劇場作品としてはほぼ初となる男性5名を振付はしていたものの、今回は80名、それも現役の女子高生です。
時間の限られた稽古にプレッシャーのある中、森山開次を強力にサポートしてくれたのはTama Livers、
植樹祭と森山開次の助手をつとめた美木マサオ君。数回にわたった知立での稽古中も連日連夜早朝から
深夜までの打合せを重ねました。

秋〜冬、東京では「曼荼羅の宇宙」「ポリグラフ」と大きな勝負が続く中、知立へ。
照明、美術、衣裳、舞台・・・ひとつひとつが立体的に見え始めます。
稽古のたびに各シーンに創り込みが加えられ、どんどん進化していくさまは圧巻。
女子高生はダンスだけでなく歌も芝居も・・! 森山開次の要求にぐんぐん応えていきます。
皆さん待ち時間は個別練習または学校の勉強! 試験、受験、コンクール、発表会、さまざまなイベントを並行しながらのかきつばた稽古でした。

そしていよいよ最終リハーサル。
指揮の角田鋼亮さん、愛知室内オーケストラの皆さんの演奏がついに加わり、板倉ひろみさんの楽曲が
生の音となり舞台上に美しく広がっていくようすは感動でした。

ダンス・音楽・出演者・スタッフ、すべての力が結集し、ひとつになった舞台。
いつもそうあるべきながら、実際はなかなかむずかしいことが見事に実現しています。
ダンスっていいな、音楽ってすごいな、と思い返させてくれる作品。

なによりも光が丘女子高生ダンス部全員の明るくひたむきな姿勢に全員が力づけられました。
ダンス部3年生はなんと今日のステージがダンス部最終ステージだとか。
はじめて会った夏から半年の間に、ダンスもさることながら、全員が美しく、成長していることにビックリ! 高校時代ってあんなにキラキラしていただろうか!?と大人チームが驚愕した数ヶ月間。
皆さんひとりひとりがかきつばた姫でした。

そして森山開次。言葉と動き、作詞、歌・・・! さまざまな新しい試みにチャレンジさせていただきました。この舞台に参加くださったすべての皆さまのおかげです。心から感謝しています。

光ヶ丘女子高ダンス部OGでもある石川雅実さんによる第一部も、姫そのものをみるかのように美しく力強く、第二部とも対照的な作品でそれぞれが楽しめる構成になっています。

平安時代の悲恋の物語を、女子高生のリアルな思いをもとに現代に甦らせた「光・かきつばた姫」。
「好きです」ということばにこめられた思い、高校時代のめまぐるしくもきらきらとした日々を、この舞台とともに観客の皆さんに感じてもらえたら幸いです。





2012/04/27 PLAY PARK2012 内「共犯」いよいよ上演!

昨晩4月26日(木)「旅のチカラ」【ピエロのように踊りたい ダンサー・森山開次】放送が終わりました。
ご覧くださった方、本当にありがとうございました。

さていよいよ明日PLAY PARK 2012にて【小野寺修二×森山開次】「共犯」の上演です。
待ち望んでいた小野寺修二さんとの作品。

思えば昨年の年末もド年末、今回の関係者で小さな会合をもったことがはじまりでした。
それから数ヶ月。稽古を今日終え、わたしたちは明日劇場に入ります。

森山開次の共犯のパートナーは森川弘和さんです。森山が空気を震わせる踊り手だとしたら、
森川さんはその空間の重力をかえてしまうような錯覚をみせる、不思議な質感の動きをされる
とても注目の方です。

記念すべきPLAY PARKのはじまりに、明日立ち会えることがなによりも幸せです。
素敵な出会いをくださったプロデューサーのウォーリー木下さん、関係者の皆さまに心から感謝します。

劇場にお越しの皆さんとともに楽しみたいと思います。
ご来場お待ちしております。


2012/03/18 ロシアへ出発!

今日から【石橋×Shakkyou】のロシアツアーにいってきます。
津村先生と森山開次のこの企画は縁あって、昨年佐渡薪能にはじまり、
仙台、そしてモスクワとサンクトペテルブルグをまわり、
3月31日愛知県扶桑文化会館で「Shakkyou」のみ上演し
一度幕をとじます。
津村先生はいつもいちばんお元気で、エネルギーに満ちているのが
海外にいくと余計にわかるのが不思議です。
先生に会うと、町のひとも、ショップの人もみんなニコニコ
親切になってしまいます。
ご一緒させていただき、先生のパワーにあやかりたいと願うスタッフ一同です^^
ではいってきます!
(といいながら遅延で3時間も成田で待っています〜!)

2012/01/18 小野寺修二さん×森山開次

東京では毎日よいお天気! このうえない青空が続いております。
いま、複数のプロジェクトが同時にがつんと進行中で、今年もとても楽しみです。

春にはカンパニーデラシネラの小野寺修二さんとご一緒することになりました。
実は2001年の、エジンバラフェスティバル同期生・・!(同期というのかわからんですが)

圧倒的な世界観をお持ちの小野寺さん。そのフレームの中に森山開次が入るとどうなってしまうのか、
楽しみに思う気持ちは桜の開花を首を長くして待つときに似ています。たぶんはじまるとき泣きそうです。
でも泣いてたら終わっちゃいそうなので、今回ばかりは泣くのはがまんしてガン見します。

余談ですけれど、同じくデラシネラの藤田桃子さんと森山開次が並ぶときょうだいのよう。血縁関係はないはずですが・・(笑)
注目の森川和弘さんとの共演も楽しみ。ああ、待ちきれない。とにかく一観客としてこの事件の瞬間を目撃せねば!です。

2012/1/1 新しい年に。

2012年新年あけましておめでとうございます!
例年にも増して、静粛な気持ちの年の瀬。新年をささやかに迎えられることが
いつになくうれしく感じられます。

昨年の震災は、その前と後を大きくわけてしまう出来事でした。
あのときの何もできないというもどかしさと何をすべきかわからないというどうしようもない気持ち、
手探りで動き出したこと、出会った人々、訪れた街・・・ 
ひとつひとつが忘れられない1年になりました。

紅白で3.11に生まれた赤ちゃん・ご家族の写真がバックにうつっていました。
手洗いダンスでご一緒している並河さんのプロジェクト。
10月南三陸町にむかう車の中できいたお話が昨日のことのようによみがえり、
あの景色と空気をけっして忘れることがないだろうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2011年は竹中工務店内ギャラリーエークワッドでの個展の撤収にはじまり、2月ははじめての金沢公演。
震災をはさんで最初のお仕事は空海番組のロケ。
ひびのこづえさん川瀬浩介さんとのプロジェクト「LIVE BONE」は、震災支援の「アートのちから」
@スパイラルの後、10月に水戸芸術館でも上演させていただきました。

5月ゴールデンウィークには二子玉川ライズにて「TAMAリバーズ」を。
多摩美大生との共同作業はたのしかった! 
アイルランドロケの映画「たまたま」も思い出深い作品となりました。

7月末には那須塩原でこどもたちとワークショップを。8月にはいよいよ空海番組の放送。
震災以降各地を旅させていただき、番組が放送に。多くの反響をいただきました。
佐渡の薪能、オーストラリアでのリー・ウォーレン作品への参加。

9月は2年以上にもわたるプロジェクトだった「家電のように解り合えない」が上演。
10月手洗いダンスin宮城県南三陸町+横浜市瀬谷区保育園、「Shakkyou」仙台公演・・を経て
「ダンスオブヴァンパイア」帝劇100周年記念公演とラストは熊谷和徳さん公演のゲスト・・・・
こうしてみると2011年も怒濤でした^^

日本(ときに日本の外でも!)各地でいつもあたたかく応援くださる皆さまに心から感謝します。
いろいろなご事情の中、劇場やパフォーマンス会場へお越しくださり、見守ってくださったこと、
ほんとうにありがとうございました。ここでお礼とかえさせていただきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いよいよ新しい年があけ、今年も企画が目白押しです。
これまで以上に新しい展開が待っている予感がしています。
楽しみにしてください!

新しい年が皆さまにとって出会いと希望に満ちた、すばらしいものになりますように。
本年も森山開次ともどもどうぞよろしくお願いいたします。

2012年1月1日
有限会社オフィスルゥ 森山開次スタッフ一同

2011/10/02 「家電」終了。

「家電のように解り合えない」が終了しました。ご来場くださった皆様、本当にありがとうございました。
真夏にふらふらになりながら稽古を重ねていたのに、今日はもう肌寒い気候に気の遠くなるような時間の流れを感じます。
驚異的な入場率を誇ったそうで、最後は出演者スタッフともHAPPYに名残惜しい時間を過ごしました。
非常に長い準備期間を過ごしていたようで、終わってみるとそれは長い長い夏休みだったような、そんな思いに駆られております。
わかるわからない、といったわたしたちの問題は、劇中の「小百合子」がいうようにこれから始まるのかもしれない、と思います。
無事終わってよかった! そしてとてつもないさびしさを抱え、次に向かいます。
心から再演を願いつつ。

2011/09/28 「家電」が半分終わりました。

「家電」5ステージが終了。

トークも、イベントも終わり、ホッと一安心・・
「わからない」とおっしゃる人の気持ちもわかり、また意外な方に絶賛されるなど(笑)、毎日予想のつかない展開の中、客席の皆様の反応に総じて評判があがっているような・・・そんな気配を感じております。

昨日のアフタートークそのままに、今日開演前にロビーでウォーキング・ストレッチをする
森山・青柳さん・安藤さんトリオを目撃しました。

あと5ステージ、必見です。残席はわずかのようです。
ぜひご来場いただき、好きか嫌いか、わかるかわからないか、思いのままに一票いれていただけたらうれしいです。

2011/09/25 「家電」2日目

「家電のように解り合えない」2日目も無事終了しました。
初日があけ、心なしかのびのびとした舞台上の3人。
お客様の反応も昨日よりずいぶんストレートになっているもよう。
この2年間、この作品に関わる中でいろいろな話を重ねた。
わかる、わからない、面白い、つまらない、好き、嫌い、いい、悪い・・・・
わかってる、わかってない、わかりあっている、わかりあってない・・・
わかるからすごいわけでもないし、わかってないから悪いわけでもない。
あなたのいうわかるをわたしがわかると思っているだけで実はわかっていないのかもしれない・・・・、そんなことを。
森山開次がいまこの年齢で、同い年のいまの岡田利規さんと創作をともにできたことをなによりも幸運に思い、粘り強く実現に尽力くださったスタッフの皆さまに心より感謝します。



2011/09/24 家電初日

「家電のように解り合えない」がいよいよ初日をむかえます!
あと1時間後に開演です。
この日を2年間ずっと待っていました。
いよいよ・・・ 皆さんにご覧いただくのが楽しみでなりません。
劇場にてお待ちしています!

2011/05/05 Tama Rivers

瑞々しい新緑の季節ですね。

二子玉川ライズ・ショッピングセンターで開催中のスペシャルイベント「Tama Rivers」では、森山開次振付、多摩美術大映像演劇学科の在校生&卒業生からなるパフォーマンスが上演されています。
いよいよ最終日の今日5月5日14時〜森山開次も参加のスペシャルバージョンをお届けします。

ひびのこづえさんプロデュース・デザインによる空間・衣裳、川瀬浩介さんの音楽、年明けに多摩美術大で行ったオーディションで選ばれた、目をみはるほど魅力的な8名のパフォーマーと、4名のサポートチームメンバー。
ものすごくたくさんの超強力スタッフの皆さまにサポートいただき、ハードな稽古を重ね、実は非常に珍しい、森山開次振付作品ができあがりました。

震災と前後してこの作品に携わり、発表できること、ほんとうに幸せです。
先日上演した「LIVE BONE 2011春 in Spiral」とあわせ、
ずっと忘れられない作品になりそうです。

強烈なビジュアルに釘付け&お腹を抱えて笑ってしまうパフォーマンスですが、ぜひ川瀬さんの歌詞にも耳を澄ましてください。胸にグッとくるストーリーになっています。

会場にてお越しをお待ちしています!
素敵な子どもの日になりますよう、心をこめて。


前ページspace.gifTOPページspace.gif次ページ

copyright contact